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LibreOfficeでmobiファイルを作ってみる(作成)
Created on 2014/9/5 by tomoac
以下で必要なソフトをインストールし設定してください。
LibreOfficeでmobiファイルを作ってみる(準備)
文書の作成後、左上のアイコンをクリックします。
※左上のアイコンがmobiファイルの作成のボタンです。

以下の「Title」「Auther」「Language」「Publisher」は必須項目のようですのでそれぞれ入力します。
「Title」は、Kindleに表示されるのでそのつもりで入力しましょう。
表紙の画像も組み込めます。右の「Cover」から「From file ...」をクリックして画像を選択します。
※横長の画像を貼ると縦伸びの表示になりますが、Kindle上では横長でアスペクト比は保持されて評されます。
※画像がいらないときは「No image」を選択します。

なぜか以下の警告メッセージがでますが作成には問題はありません。

終了すると以下の結果画面が表示されます。

わざとかもしれませんが「閉じる」ボタンに「Donete」のボタンが重なってます。左にはみ出てる青いところをクリックして閉じます。
※mobiファイルは元のファイルを保存したところに作成されます。
できたmobiファイルは「Send To Kindle」でKindleに送信します。
「Send To Kindle」を起動し、mobiファイルをこのウインドウにドラッグします。
ドラッグすると以下のような画面になりますので、転送したいKindleを選んで「Send」ボタンをクリックします。
※必要ならタイトルも変更できます。

使ってみてどうなの?
まったく問題ありません。Kindle用として買った書籍と同様に操作できます。
具体的には以下です。
辞書は引けるのか?
ちゃんと引けました。
文字の大きさは変更できるのか?
最小から最大まで変更できました。
ページの回り込みはどお?
文字の大きさを変えるとページに表示しきれなかった文章は次のページになりますが、PDFなどでは回り込む部分が空白の場合、次のページが空白ページになったりします。ここの手順で作ったmobiファイルでは回り込んだ行が空白の場合切り捨てられますので、次のページが空白になることはありません。
余白はカットしてくれるかな?
PDFを入れる場合、事前に余白を取る編集をしておかないと、狭いKindleの画面にも余白が付きます。
ここの手順で作ったmobiファイルも余白をカットしてくれてます。作るときに余白は気にしなくていいということです。
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